2013年7月26日金曜日

農地の相続

最近、郊外の市町村の税務相談に行くことが多い。
そんな中で、ご両親が亡くなって農業振興地域の農地(いわゆる田んぼなら田んぼだらけの場所)をサラリーマンのご長男が相続し、それを他の誰かが耕作している状態の相談があった。
耕作している方も高齢者が多く、そのうち耕作できない可能性が多いとのこと。

相談は、なんとかその土地を有効活用するか売却などできないか。
固定資産税を払うのがばからしいとの相談。

結論的には、その農地を耕作したり購入したりする人がいるかどうか。
当然、そんな人はほとんどいない。

これから地方はもちろん、都市近郊でも農地は立ち行かなくなる。
農地法などや法人活用などを含めて根本的な解決策を国が考えないと、荒れ放題の農地が増え、相続放棄によって国がそれを相続することになる。
固定資産税負担もかなりの不満がでてくる。

いろんな団体や利権のからむ話だが、なんとかしないといけないと思う・・・

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