2011年9月27日火曜日

田舎のアルバイト

スーパーで味噌と醤油を見ていたらふっと思い出した。
大学生の頃に転勤族だった父が山口県の防府市に赴任し、私も夏休みは初めての土地防府で過ごした。
その時に防府市内の味噌と醤油を作ってお店に卸している会社で配達の仕事をした。
味噌と醤油はそらもう重たい重たいしろもので、最初にあいさつしたときに、
3日もてば優良だなと言われたのを憶えている。
それがカチンときて、むきになって1か月近く働いた。
元々非力な方なので、さすがにきつい仕事だった。

最後にその工場の中で、醤油を運ぶ木箱を逆さにして、私の送別会をやってくれた。
おじさん、おばさん、おにいちゃん。
いくつくらいの人達だったか憶えていないが、とっても優しくしてくれて、
みんな飲めや歌えの大宴会だった。

あれから30年ほど。
今でもその田舎の人達の優しさは忘れない・・

2011年9月13日火曜日

未成年分投票権

今日、日経新聞の広告をみたら、読者の政策提言に「未成年者投票権」なるものがあった。
昨今、いろんな意見はあるがどうしても高齢者寄りの政策が並ぶ。
医療、介護、年金などの問題は高齢者が自分たちの利権を重視すればするほど、
若年層は困窮する。

未成年者投票権は未成年者を養育する父母がその分の投票をできるという権利。
とってもユニークな発想だし、なにしろ日本を背負う若者の将来を考えて投票できるかもしれない。

社会保障は若年層だけが苦しんで払うものではなく、高齢者も痛みを分かち合うべきだと
私は生意気に考えているが、高齢者の方はどう考えているだろう。

最近、一部の年配の方から「健康保険3割負担はかなわん」「なんでこんな高齢者からとるんだ」
「税金が多すぎる」などの意見をきく。
大変言いにくいが、もう少し将来の日本の若者のことも考えて欲しい・・・