2010年12月22日水曜日

高額所得者いじめ

税制大綱が発表され、高額所得者への所得控除や相続税改正を中心に高額所得者への風当たりが強くなっている。
ただ、いつも言っている医療制度や介護保険、年金財源などの話は先送り。
高齢者の医療費についても大企業の健保組合をいじめるばかりで、受益者負担の話は出ず。
高齢者の中にもこれから現役世代ばかりに負担をさせてはいけないと思っている人も多い。
嫌な話を避けて通る民主党様の政策は素晴らしい\(^o^)/
常に頭の中は選挙と党内発言力強化でいっぱいだ!
1票を入れてしまった自分としては自分が悪いと思うしかない。

できれば名古屋市のように国政もリコールしたい気分だ。
本当に今の国を憂いをもって政治にあたる人はいないのだろうか。
ギリシャは年金支給を10歳繰り下げて消費税も大増税するらしい。

明日はわが身だ。
早く嫌な話を理路整然と話すリーダーシップある政治家に出てきて欲しい。
ずっと待っているけど・・・・

2010年12月7日火曜日

相続税改正

2年前から相続税改正については論議があった。
事業承継税制に伴って、遺産取得課税方式に変更するとの見方が大半だったが、
なんとも安易な基礎控除引下げに終わりそうだ。
もともと現在の相続税の課税方式の最大の問題点は、申告納税後に1人の相続人が脱税したことによって他の相続人までもが修正申告納税をさせられることと、連帯納付の制度。

これを解決するハズだったのに・・・・
だた、現在の相続税は年間死亡者100人に4人しか課税されていないことを考えると、
先に基礎控除引下げありきでも仕方がないか・・

それにしても法定相続人3人で8000万円だった基礎控除が、5000万円程度になる予想。
小規模宅地の評価減や配偶者控除はあるにせよ、いままで相続税とは無縁だった人も
相続税の勉強が必要となる。
セットで贈与税の軽減も盛り込まれるらしい。

どちらにしても全てにおいて増税の方向なのは間違い無い。