2008年9月9日火曜日

安易な医療制度見直し

西濃運輸に続き京樽も健康保険組合を解散し、政府管掌保険に移行する。
高齢者の医療負担を大企業の健保組合に押しつけた結果がこれだ。
こんなことは健康保険組合に負担を強いた時点で予想はついたはず。
こんな簡単なことがなぜわからないのか。
企業の健保組合はただでさえ国がやるべき事務作業を肩代わりしてくれているのではないか。

官僚たちは机上でしか法律をつくらないと言われても仕方が無い。
もう少し現場の現実を把握してからにして欲しい。

2008年9月8日月曜日

夢をかなえるゾウ

娘が話題の本と言って「夢をかなえるゾウ」を買って来た。
内容はインドの神様ガネーシャの置物が突然しゃべりだして、
人生に行き詰っている主人公にあれこれとダメだしをして
人生を夢の方向へと導いていくもの。
ガネーシャはとっても人間くさい神様で、しかも関西弁をしゃべる。
靴をみがけ、他人をほめろ、会社からまっすぐ帰れ、やりたいことを探せなどなど。
どこでも良く聞くいい話。

以前勤めていた会社の大創業者の松下幸之助が「素直な心」っていう考えを
最も社員にうったえていたっけ。
新入社員の頃は「なんや宗教か」って思っていたけど、
確かに「素直な心」はとっても大事。

自分がやりたいことができるのが成功なんか、大金持ちになるのが成功なんか
わからんが、少なくとも成功した人は生き生きしているし、決して偉そうじゃない。

2008年9月5日金曜日

あなたとは違うんです!

「あなたとは違うんです」Tシャッツが売れてるそうな。
辞め際に「あなたとは違うんです!」と言ったり、
辞めると発表してからは記者会見もやらない。
なんてすばらしい総理なんだ。
もし福田総理のときに何らかの有事がおきていたらと考えると・・・・・・

世の中、辞め際・引き際がひどすぎる。
昔の日本の武士はこんなことは少なかったような気がするが。
もう少し精一杯やってからにして欲しい。

2008年9月2日火曜日

なげやり

福田首相の会見は投げやりだった。
子供のような会見だった。
「僕は元々総理大臣なんてやりたくなかったのに、どうしても友達の○○君が
やってよって言うからやってみたら嫌なことばかり・・
こんなに嫌な事ばかりならお父さんのマネなんてするんじゃなかった。」
ってか?
あほらしい。安倍さんと福田さん。2世議員だからなのかどうなのか。
衆議院議員にもなって元々総理大臣になりたくなかったなんて、
新入社員が社長になりたくないというレベルとは全く違うレベルの話。
総理大臣になりたいという気概の無い議員に国政を任せたくない。
次の臨時国会の懸案事項が中東の給油問題だそうな。
それが通過できそうにないから辞めるって?
そんな問題よりも国民が望んでいる問題は全く異なる・・・

2008年9月1日月曜日

経済対策

経済対策が発表され、定額減税や中小企業の債務保証制度、高速道路料金引き下げ、
輸入小麦の売り渡し価格引下げなどが決まった。
どんな効果があるかはともかく定率減税を止めて国の借入金を減らそうとしていたのに
また公明党に押し切られて定額減税を行うのはいかがなものか。
その前に医療制度や年金制度改革などの案をきっちり出して、
それを政治家がちゃんと議論するのが先ではないだろうか。

今の若者を含めた不安の根っこをなんとかしないといくら経済対策を行っても
消費は活発にならず、単なるバラマキになるのでは・・・